こんにちは!
うみっきむです。
アカデミー賞視覚効果賞の2000~2010年に受賞した作品のメイキングなど集めてみました!
VFXの技術は年々進化していてその凄まじさよく分かると思います!

目次
2000年受賞:マトリックス

【監督】ウォシャウスキー兄弟
【出演】キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス
【上映時間】136分
【製作費】約67億円
【マトリックス】予告編
印象的なシーンをまるっと見れる長めのメイキングです。マトリックスと言えばワイヤーアクションなどですが、あの有名なバレットタイム部分もこのメイキングでご覧になれます。
2001年受賞:グラディエイター

【監督】リドリー・スコット
【出演】ラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス
【上映時間】155分(劇場公開版)172分(完全版)
【製作費】約113億円
【グラディエイター】予告編
どう作られていったのを監督たちが語っていくメイキングです。ほとんどがセットらしいですが競技場の観衆などはCGにのようです。
2002年受賞:ロード・オブ・ザ・リング

【監督】ピーター・ジャクソン
【出演】イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン
【上映時間】178分
【製作費】約100億円
【ロード・オブ・ザ・リング】予告編
人間と魔法使いの体格差をどう撮影したかのメイキングです。人間をブルーバックで撮影して後から合成しているようです。演技のタイミング合わせやカメラの動きなど地味にすごいです。
モンスターとの戦闘シーンやコンセプトを監督たち作りての語りで解説してくれるメイキングです。
2003年受賞:ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

【監督】ピーター・ジャクソン
【出演】イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン
【上映時間】178分
【製作費】約100億円
【ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔】予告編
メイキングのパート3です。木のモンスターの制作秘話を中心に語ってくれます。
メイキングのパート4です。群衆シーンがどうやって制作されたかを語る内容が中心です。
2004年受賞:ロード・オブ・ザ・リング / 王の帰還

【監督】ピーター・ジャクソン
【出演】イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、ヴィゴ・モーテンセン
【上映時間】178分
【製作費】約100億円
【ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還】予告編
群衆戦闘シーンの制作過程のメイキングです。実写も混ぜつつほとんどがCGになっています。
VFXスタジオのWETAデジタルが手掛けた部分を語ってくれるメイキングのパート1です。
VFXスタジオのWETAデジタルが手掛けた部分を語ってくれるメイキングのパート2です。
VFXスタジオのWETAデジタルが手掛けた部分を語ってくれるメイキングのパート3です。
2005年受賞:スパイダーマン2

【監督】サム・ライミ
【出演】トビー・マグワイア、ジェームズ・フランコ
【上映時間】127分
【製作費】約210億円
【スパイダーマン2】予告編
スパイダーマンとドクター・オクトパスの戦闘シーンのメイキングです。俳優を完全にCG化して実写部分なしのフルCGにしているようです。
2006年受賞:キングコング

【監督】ピーター・ジャクソン
【出演】ナオミ・ワッツ、エイドリアン・ブロディ
【上映時間】187分
【製作費】約210億円
【キングコング】予告編
キングコングのリアルな動きはいかにしてできているかを見せてくれるメイキングです。もちろん骨や筋肉などちゃんと設定されています。
街並みなどや合成シーンのメイキングです。ラストの空撮部分はフルCGなようです。
2007年受賞:パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト

【監督】ゴア・ヴァービンスキー
【出演】ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
【上映時間】150分
【製作費】約256億円
【パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト】予告編
海上シーンのほとんどがCGで制作されているのがよくわかるメイキングです。水の質感はすごいです!
2008年受賞:ライラの冒険 黄金の羅針盤

【監督】クリス・ワイツ
【出演】ダコタ・ブルー・リチャーズ、ダニエル・クレイグ、ニコール・キッドマン
【上映時間】113分
【製作費】約250億円
【ライラの冒険 黄金の羅針盤】予告編
ほとんどの動物がCGといことがよくわかるメイキングです。アニメーションや質感はすごいです。
こちらは白熊の格闘シーンになります。ちゃんと筋肉まで計算してCGで制作しています。この作業をやることによってリアリティを増しますが実はすごく大変な作業とコストです。
2009年受賞:ベンジャミン・バトン 数奇な人生

【監督】デヴィッド・フィンチャー
【出演】ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット
【上映時間】165分
【製作費】約160億円
【ベンジャミン・バトン 数奇な人生 】予告編
ブラット・ピットとケイト・ブランシェットを若返らせている様子のメイキングです。写真の皺とりなど静止画では可能ですが動画でやるのはすごいです。
老人化したCGのブラッド・ピットの顔を合成しているデジタルダブルのメイキングです。同じカメラアングルで本人にも演技させて違和感ないようにしています。
2010年受賞:アバター

【監督】ジェームズ・キャメロン
【出演】サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー
【上映時間】162分(公開版)、178分(完全版)
【製作費】約261億円
【アバター】予告編
フェイシャルキャプチャで顔の表情、モーションキャプチャで体の動きをCGのナヴィ族に反映させているメイキングです。フェイシャルキャプチャは当時は革新的な技術でした!
合成のメイキングです。水や木など自然物のCG表現はとても難しいのですがほとんどがCGでびっくりするカットもあります。
まとめ
2001~2010年の間だけでピーター・ジャクソンが4回受賞しています。自身もVFXスタジオのWETAデジタルを設立しているだけあって視覚効果のクオリティーは高いです。
それにしてもハリウッド映画の予算は桁違いにすごいですね…