こんにちは!
うみっきむです。
以前の記事でDMM.makeで3Dデータを出品するまでを記事にしましたが、今回は海外サイトへの出品の説明をしてみたいと思います。
なぜわざわざ海外サイトにというと…
世界の人口は約76億人、そのうちインターネット利用者は約40億人です。※2018年度
一方で日本の人口は約1億2千万人、そのうちインターネット利用者は約1億1千万人です。※2018年度
単純な人口の比較だけでも約40倍近くの差があります。
海外サイトへの出品は購買層拡大に一役買うこと間違いなしです!

目次
海外サイトのメリット&デメリット
メリット
昨今の日本ブームで日本風なものが購入されやすい!
購入者数が多い!
PCがあればなんでもできる!
デメリット
英語の活用が必須!
ショップ出展数が多いのでなかなか見つけてもらえない!
Shapeways(シェイプウェイズ)で出品してみる!

今回はShapewaysというもっともメジャーなサイトでのやり方を説明していきます!
Shapewaysとは
世界で一番大きな3DプリントサービスをしているのがShapewaysです。
2007年にオランダで設立され、ニューヨークに3Dプリンターの専用工場があります。1日に最大6,000個の製品を生産し、130カ国以上に配達をしているのどの実績がある会社です。
3Dプリントサービスでは業界をリードする会社のひとつといえます。
①Shapewaysアカウント作成
左上①を押すと②のアカウント登録画面になるので、メールアドレスとパスワードを入力してアカウントを製作してきます。

登録申請をしたメールアドレスに登録を有効にするメールが来るので赤いボタンのACTIVATE NOWを押し有効にします。※左図
するとようこそShapewaysというメールが連続してくるのでGET STARTEDをおしてアカウント作成を完了させます。

②ユーザー設定
次に出品までに必要な最低限の設定をしてきます。
再び左上のユーザーボタンからSettingsに移動します。

セッティングではProfileの部分で自身のアイコンやニックネームや説明を記入します。
次に他のユーザーの購入をすることも考えてShipping & Billingでは住所とクレジットカード情報を記入して一旦終了します。

これでユーザー設定の簡易的な設定は完了です。
③ショップ作成
再びトップ画面の左上のユーザーボタンShop Settingsに移動します。

ショップのセッティングでは下記二箇所の記入で出品まで可能です。
ヘッダーを設定

ショップ名とショップの説明

下記の項目は未記入、未設定でも問題ありません。

これでショップの簡易的な設定は完了です。
注意事項
Shop SettingsのとなりのタブにGetting Paidという支払いの設定をしないと購入されたときの利益を受け取ることができません。
請求書が届く住所とPayPal(ペイパル)のアカウントが必要になります。
PayPalのアカウントがない人はこちらから公式HP

利益が30ドル以上に届かないと売り上げが支払われないシステムになっています!
④3Dデータアップ&出品
3Dデータアップ
3Dデータアップをトップ画面か左上のユーザーボタンからアップします。
チェックが完了したら登録したメールアドレスにShapeways側から確認メールが来てアップロード完了となります。

対応3Dファイル
最大ファイルサイズ | 64 MBまたは100万ポリゴン |
---|---|
ファイルタイプ: | DAE、OBJ、STL、X3D、X3DB、X3DV、WRL |
カラー3Dプリントの場合: | DAE、WRL、X3D、X3DB、X3DV テクスチャファイル:GIF、JPG、PNG モデルファイルとテクスチャを含むZIP形式でアップロード |
プライバシー: | デフォルトでは非公開 |
出品準備
3Dデータがアップされたらいよいよ出品にむけて設定をしていきます。
左上ユーザーボタンからMy 3D Modelsに移動します。

次にデータの確認画面から出品したいモデルの左端のハンガーアイコンより出品データの設定をしていきます。

出品準備(商品設定)
下記9つの項目を設定してきます。
①販売の許可
販売をするかどうかを決める項目です。すべて設定できたあとに二個あるチェック欄にチェックを入れて販売可能になります。
②商品説明
商品のタイトルや商品説明をする項目です。
③検索のタグ設定
商品のカテゴリーや分類、タグ付けをしていきます。

④バリエーション設定
サイズや規格など製品のバリエーションなどがある場合購入者に向けて選択項目を追加設定できます。
⑤材質の設定
3Dプリントの材質を決める項目です。50種類以上の豊富な材質から選ぶことができます。
(プラスチック、金、銀、プラチナ、銅、真鍮、アルミニウムなど)
⑥価格設定
⑤で決めた材質に対して材料費が表示されるので販売価格などを設定していきます。

⑥商品情報と併合
自身のサイト内で類似商品などを併合させます。
⑦カスタマイズ有無
カスタマイズのオーダーを購入希望者より受け付けるかの項目です。
※⑥と⑦に関しては設定しなくても出品可能です!
⑧画像設定
サイト内のデフォルト画面以外を設定する場合に使用します。
写真やCGのレンダリング画像などの自身が載せたい画像を設定します。
⑨レンダーポーズの設定
⑧で設定した画像以外にサイトに表示する決められた3D表示画面の設定ポーズを指定します。

⑨以降の項目は商品説目の動画リンクの有無なので設定しなくても出品は可能です。
これで出品までの準備が一通り終わりました。
セーブボタンを押して出品完了となります。
↓ショップ画面はこんな感じです!


まとめ
英語なので敬遠しがちな海外サイト利用は翻訳しながらの設定でとても大変ですが、一度要領をつかむスムーズに進められると思います。
今回つくったものはこちらからこちらで販売しています!