こんにちは!
うみっきむです。
家庭用の光造形3Dプリンターのおすすめの機種『ANYCUBIC Photon M3 Plus』を購入しました。
説明書は中国語と英語になるので、マニュアルを読むのがめんどくさい!って人や英語サイトを翻訳しながらの使用が嫌だ!って人は是非参考にしてみてください!
目次
① ANYCUBIC Photon M3 Plusの説明
※ANYCUBIC社のHPにて公開されている紹介動画です。
ANYCUBIC Photon M3 Plusとは
ANYCUBIC社から販売しているPhotoシリーズの最新機種になり、
M3/M3 Plus/M3 Maxの3つのタイプが同時リリースされた際のM3 Plusはその中の中位版になります。
製品名 | ANYCUBIC Photon M3 Plus |
---|---|
サイズ | 47.5cm×29cm×36cm (高さ、長さ、幅) |
重さ | 11kg |
印刷方法 | SLA (光造形方式) |
印刷精度 | 9.25インチ6KモノクロLCD |
印刷サイズ | 245mm×197mm×122mm(高さ、長さ、幅) |
印刷スピード | ≤100mm/h |
価格 | 104,999円~128,000円(2022年7月現在) |
ANYCUBIC Photon M3 Plusのおすすめ5つのポイント!
ANYCUBIC Photon M3 Plusがおすすめのポイントは下記5つのポイントが特徴になります!
- 光造形なのに高速な印刷スピード
- 6K (5760 x 3600)の精密なプリント制度
- レジン自動供給
- リモート制御機能(Anycubic Cloud)
- 245mm×197mm×122mmの印刷サイズ
②ANYCUBIC Photon M3 Plusのセットアップ動画
記事を読むのがめんどくさって人は簡単な動画をつくったのでこちらからどうぞ!
③ANYCUBIC Photon M3 Plusのパッケージ内容
組み立てる前の箱に入っている状態のものです。
梱包サイズは54.5cm x 40cm x 33 cm 13 kgにもなります。

上部を開けると頑丈に梱包されているのがわかります。

上部の梱包を取り除き、前面の箱をとるときれいに養生された本体がでてきます。

黄色のケースを外し、中の梱包されたのクッションの中には必要パーツなどあるので取り外していきます。

1段目は樹脂タンクやレジン自動供給のパーツが同封されています。

2段目は電源コードやレジン供給用のホルダーなどが同封されています。

梱包最初に開けた時の上部の梱包にはスクレーパーやネジなど細かなパーツが同封されています。
説明書は黄色い蓋の裏面に張り付けてあります。

④ ANYCUBIC Photon M3 Plus の組立て方
M3 Plus 本体の組立て方を解説していきます。
まずは本体正面の左奥の端にある黒いパーツを取り除いてレジン自動供給装置を取り付けます。

黒いパーツを取り除くとプラグがでてくるのでレジン自動供給装置に差し込み最後に同封されたネジで固定します。

次に本体うしろにレジン固定用のホルダーを取り付けます。
同じく同封されたネジで固定します。

レジン自動供給用のポンプのプラグをホルダー上部の部分に差し込みます。

本体右側の差込口に電源タップを取り付けます。

電源をONにします。

電源がついたら本体前面の液晶が点灯します。

ビルドプレートがLCDスクリーンに近い位置にあるため「Tools」 →「 MoveZ」 → 「上矢印」を押して作業スペースを確保します。

LCDスクリーンの養生シートをはがします。

同封されたレベル調整用にテストペーパーをLCDスクリーンの上に置いてビルドプレートの水平を調整していきます。

ビルドプレートを本体に取り付けます。
この時点ではネジの締め付けはせずビルドプレートが水平調整時の遊びを残しておきます。

それでは水平の調整をしていきます。
「Tools」 → 「TMoveZ」 → 「ホームボタン」 を押してビルドプレートをLCDスクリーンまで降下が確認できてからビルドプレートのネジを固定します。

固定が終わったら「Z = 0」をクリックしてビルドプレートの位置を保存します。
「Enter」すると自動的に上昇するのでテストペーパーを取り外します。

LCDスクリーンが起動するか確認します。
[Tools]に戻り、[Exposure]をクリックします
下記画像のような順序でボタン押していきて最後に「Next step」を押すとLEDライトが点灯することが確認できます。

次にLCDスクリーンの保護フィルムを張っていきます。

同封されたスクレーパーで空気を逃がしてきます。

レジンパットを向きに注意して取り付けます。

自動供給世のチューブを取り付けます。
エアーが透明、レジンが黒なので間違えないようにしましょう。
これで簡単なセットアップは終わりで次はテストプリントをしてきます。


⑤ ANYCUBIC MEGA X のテストプリントのやり方
組み立てが完了したらさっそくテストプリントをしていきます。
※今回はレジンの自動供給の説明は割愛します。
レジンパットにレジンを流し込んでいきます。
今回プリントするものが同封されたUSB内に入っているテストデータなのでレジンの量はかなり少なくします。

次に黄色い蓋をしてプリントしてきます。
蓋が設置されないとプリントできない仕組みになっています。

同封されたUSBを本体右側から読み込んでテストプリントを開始していきます。
ビルドプレートがレジンパットまで降下して動作を開始したらプリントが進んでいきます。

プリント開始からしばらく経ちました。

プリントが終了したらビルドプレートを取り外します。

同封されたスクレーパーでテスト造形を取り外していきます。

出力されたデータはこちらです。やはり光造形なのでかなり精密な造形ができていることがわかります。

まとめ
とても簡単にプリントまでできました。
自動レジン供給や本体の他の機能については追々記事にしていこうと思います。
ANYCUBIC Photon M3 Plus は印刷スピードや造形精度どれをとっても今までの機種よりパワーアップしていると思いました。
熱溶解積層方式しか試したことないって人にも是非おすすめです。
さらに大きなものがプリントしたいって人はこちらがおすすめ!
小さい造形でかまわないって人はこちらがおすすめ!