こんにちは!
うみっきむです。
写真やイラストのバリエーション違いを制作する目的でドット絵にする方法を色々と調べてみました。
鮮明な写真やリアルなCGなどと違った雰囲気が魅力であり、ファミコンやスーファミをやっていた世代の方はどこか懐かしさも感じる加工ではないでしょうか。
そんなドット絵ができるおすすめな方法をご説明します!
目次
ドット化する画像を選ぶ
無料で写真やイラストがダウンロードできるpixabayというサイトから以下の3枚を選び試してきます。人物、背景、イラストがそれぞれの方法でどのくらいのドット感か試していきます。
赤ちゃん
amyelizabethquinnによるPixabayからの画像
パルテノン神殿
nonbirinonkoによるPixabayからの画像
海賊風ドクロイラスト
ドット化その1:低解像度メーカー
低解像度メーカーとは
指定の画像を直接サイトにアップロードして2つのスライダーのみでお手軽に調整してドット絵を制作するWEBアプリケーションです。

価格 | 無料 |
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入手方法 | WEBサイトにアクセス |
ドット化する手順 | 画像をWEBにアップロードして変換後ダウンロード |
ドット化する手順
まずは『ファイルを選択する』ボタンをクリックして、指定の画像を読み込みます。
デフォルトの数値で自動にドット化されるので好みのドット感になるまで2種類のスライダーで調整していきます。
[jin_icon_arrowcircle color=”#e9546b” size=”18px”]好みのドット感になったら『ダウンロード』ボタンからダウンロードして完了となります。
ドット化した結果
サイトに画像を直接アップロードできるのでとても簡単にドット化することができました。調整項目も2種類なのでとてもラクちんです。

※クリックすると大きく表示できます。
ドット化その2:ドット絵こんばーた
ドット絵こんばーたとは
指定の画像を直接サイトにアップロードして各項目のバリエーションでドット絵を制作するWEBアプリケーションです。

価格 | 無料 |
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入手方法 | WEBサイトにアクセス |
ドット化する手順 | 画像をWEBにアップロードして変換後ダウンロード |
ドット化する手順
まずは『画像を開く』ボタンから指定の画像を読み込みます。
次に6項目の値をそれぞれ設定していきます。

6項目の設定が終わったら以下の3つのチェックの有無をして最後に『変換する』ボタンを押します。
- ティザリング
- 透過PNGで書き出す
- Twitterに1pxだけ透過

画像が変換されたら、画像の上でマウスの右クリックから『名前を付けて画像を保存』を選択してダウンロードしたら完了となります。

ドット化結果
細かな調整までできるのでイラストまでしっかりドット化できました。彩度やコントラストまで調整できるのでメリハリあるドット絵がとても簡単にできるのでとてもおすすめです!
※添付画像の説明
画像を平滑化、輪郭線を膨張、彩度を上げる、ハイコントラスト:すべて弱設定
ディザリング:チェックなし

※クリックすると大きく表示できます。
ドット化その3 PixaTool
PixaToolとは
Davit Masia氏が開発をしている画像や動画をドットに変換してくれるスタッドアローンのツールです。
ピクセルの大きさ・コントラスト・彩度まで調整できるようになっています。調整した値はプリセット化できるため同じ効果を別の要素に適用することもできます。

価格 | |
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入手方法 | 購入後に届くメールからダウンロードしてexeファイル実行 |
ドット化する手順 | 画像を読み込んでパラメーター調整 |
ドット化する手順
PixaToolを起動したら『Import』ボタンをクリックして、指定の画像を読み込みます。

次に『General』からドット化に必要な項目を調整していきます。『Pixelate』を調整してドット化しつつ今回の写真には『Gamma』や『sharpen』でディテールも微調整します。

加工が終わったら『Export』から保存して終了となります。

ドット化した結果
専門のツールだけあってきれいにドット化できました。機能も豊富なのでドット化の色々な表現も可能になっています。

ドット化その4:GIMP(ギンプ)
GIMPとは
無料で使用できる画像編集用ソフトウェアです。有料ソフトと比べても遜色ないほどの多種多様な機能を持ち合わせています。
価格 | 無料 |
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入手方法 | WEBサイトからダウンロードしてPCにインストール |
ドット化する手順 | 基本操作ができれば可能 |
ドット化する手順
GIMPを開いたらドット化する画像を読み込みます。

輪郭に濃い目のグレー(好みで設定)で縁取りをしていきます。

色の階調を下げる画像処理をしてきます。上部タブの『色』から『ポスタリゼーション』を選択、数値が低いほど色の諧調が少ない設定になります。今回は16に設定しました。

フィルターを使ってドット化していきます。上部タブの『フィルター』からぼかしの『モザイク処理』を選択します。

数値が低いほどモザイクが細かくなります。今回は12にしました。

最後に彩度とコントラストを調整して終了となります。上部タブの『色』から『色相彩度』と『レベル』で調整してドット化完了となります。

ドット化結果
少し手間はかかりますが自分の好みに調整できる点で無料なソフトGIMPはオススメです。

※クリックすると大きく表示できます。
ドット化その5:Photoshop(フォトショップ)
Photshopとは
アドビシステムズが販売している世界で最も有名な画像編集ソフトです。写真加工・合成作業、イラスト作成、様々なことが可能なソフトウェアです。

価格 | フォトプラン 980円/月 |
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入手方法 | WEBサイトからダウンロードしてPCにインストール |
ドット化する手順 | 基本操作ができれば可能 |
ドット化する手順
まずはPhotshopを起動してドット化したい画像を読み込みます。

上部タブの『イメージ』から『モード/インデックスカラー』を選択して色数を減らす作業をしていきます。

『パレット/ローカル(特定)』に『表示色/16』にしてオプションは変更しないで『OK』を押して実行します。

元の大きさに再度拡大していきます。
『イメージ』タブから『画像解像度』で1280×851→320×213に縮小します。

再び『画像解像度』で元の大きさ1280×851に拡大します。

再び『イメージ』タブから『インデックスカラー』から『RGBカラー』に戻します。

最後に色相彩度とトーンカーブで最終調整して完成となります。

ドット化結果
拡大縮小でとても簡単にドット化することができました。

※クリックすると大きく表示できます。

ドット化その6:Illustrator(イラストレーター)
Illustratorとは
アドビシステムズが販売しているイラストがベクターデータでつくれる世界一有名なソフトウェアです。

価格 | 年間プラン(月々払い)ー 2,480円/月 |
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入手方法 | 契約後サイトからダウンロードしてPCにインストール |
ドット化する手順 | 基本操作ができれば可能 |
ドット化する手順
Illustrator起動してドット化する画像を読み込みます。

上部タブの『オブジェクト』から『モザイクオブジェクト作成』を実行します。

しばらく計算したのち画像に反映されてドット化完了となります。

ドット化結果
色調やコントラストを調整しなくてもしっかりドット絵になりました。

※クリックすると大きく表示できます。
まとめ
GIMPなどのソフトウェアは多少の操作は覚えないといけないのでドット化することのみを目的とするならばドット絵こんばーたがおすすめになります。
個人的にはPhotoshopが一番おすすめです!