こんにちは!
うみっきむです!
個人的な創作活動でも使用しているFusion360のおすすめポイントを5分で解説したいと思います。
どのCADソフトを習得しようか迷っている人はこの記事が参考になれば幸いです。
目次
Fusion360とは?
AutodeskのFusion360説明は以下です。
3D CAD/CAM/CAE ツールです。製品開発に必要な全てのプロセスを、クラウド上のプラットフォームで繋ぐことができます。Mac と Windows の両方でご利用可能です。
という説明がありますが個人的にもっと簡単に説明すると!
ものずくりには欠かせないツールです!
CADソフトだが色々なモデリングができてシミュレーション計算も可能なクラウドでデータを管理する①無料なので購入の必要なし!

Fusion360は30日の無償体験版を過ぎても無料で使い続けることができます。その条件が以下になります。
・趣味など個人での使用
・学生や教育機関関係者
・事業の売り上げが10万ドル未満のスタートアップ企業
・YouTube、ブログ、その他のWebなどに使用
こちらの項目に該当すれば無料で使用し続けることができます。
上記以外の該当者や企業はサブスクリプションで購入する必要があります。
購入金額は以下になります。
※すべて税込み価格
②データがクラウドなので保存容量の心配なし!

Fusion360のデータの取り扱いは全てクラウドベースで行われます。
データ管理のメリットはおもに以下になります。
- 取り扱うデータをすべてクラウド経由で保存や開くことができるので保存先の容量を気にする必要がなくPCのクラッシュや破損などでのデータ損失が一切なし!
- 外出先にPCがなくてもタブレットやモバイル機器などでデータの閲覧ができる⁉
- ひとつのデザインを複数人でデータを扱える!
ただし一点注意点も…
ネットワーク認証でログインをして使用するシステムなのでインターネットに繋がらなければ使用することができません。
③CADだが色々なモデリングができる!

CADソフトには珍しくさまざまなモデリング機能があります。
・ソリッド モデリング
体積がある立体物を組み上げていくモデリング
・サーフェスモデリング
線や点に面を張っていくモデリング
・スカルプトモデリング
CADにはあまりない機能で、綿、点、面など押し出したりして直感的に形状を作っていくモデリング
・シートメタルモデリング
板金加工専門のモデリング機能です。これをうまく使えば色々な形や手法に応用が利きます。
・メッシュモデリング
STLやOBJなどのメッシュデータを読込むことによって他のソフトとの連携が可能となってきます。
④CAEができる!

ウィキペディア説明は以下です。
CAEは、コンピュータによって支援された、製品の設計・製造や工程設計の事前検討などといったエンジニアリングの作業、あるいはそのツール等を指す場合もある。要素技術としては、シミュレーション数値解析、などがある。 ウィキペディア引用
つまり!
ものずくりに必要な強度の計算などを実際に製作する前にシュミレーションによって把握できるということです。
Fusion360のCAE動画
⑤CAMができる!

ウィキペディア説明は以下です。
CAMとは、コンピュータ支援製造 の略語。製品の製造を行うために、CADで作成された形状データを入力データとして、加工用のNCプログラム作成などの生産準備全般をコンピュータ上で行う為のシステムであり、出力されたデータは、CC化された工作機械に送られて実際の加工が行われる。 ウィキペディア引用
つまり!
専用の機械で木や鉄などを削ってくれるシステムのことです。
Fusion360 CAM動画
CNSフライスでの作業動画
勉強になるサイト一覧

Fusion360を学ぶにあたりとても勉強になるサイトをご紹介したいと思います。
Autodesk Fusion360
Autodeskの公式サイトです。ヘルプと英語ですが60分の解説動画が参考になります。
MakersLove(メイカーズラブ)
ものずくりに関する情報を随時更新してくれるサイトです。オンラインスクールなどもやっていてFusion360以外のスキル習得もできるようになっています。
キャド研
CADに関する情報ならここのサイトが一番です。CEA、CAMの情報も充実しています。
まとめ
Fusion360はものずくりに必要な要素をすべて持っているツールといえます!なにより無料がとてもおおきいです。
是非皆さんも習得してみましょう!