こんにちは!
うみっきむです。
3DプリントとCADソフトをつかってミニけん玉を製作してみました。
CADソフトはFusion360を使ってモデリング、3DプリントはDMM.makeでやっています。
けん玉とは
けん玉(けんだま)は、十字状の「けん(剣)」と穴の空いた「玉」で構成される玩具。日本をはじめ、世界各国で遊ばれている。なお表記には剣玉、拳玉、剣球などがあるが、21世紀初頭では「けん玉」が一般的。 ウィキペディア
各部の名称
各部位の名称は以下になります。
モデリングでは『けん』『皿銅』『玉』をそれぞれ制作していきます。

①けんをつくる
けんの部分を製作していきます。まずは片側をスケッチを作成で下絵を書いていきます。
寸法は大きいサイズ(通常のサイズ)で制作して最後に尺度を使って小さくしていきます。

できたスケッチを回転を使って立体にしていきます。

けんが完成しました。次に皿銅を制作してきます。
②皿銅をつくる
皿銅を位置を決めます。
まずはオフセット平面を使って下から115mmの位置に設定します。

皿銅も下絵を片側だけスケッチを制作します。

回転を使って立体にしていきます。大皿と小皿と呼ばれる箇所もしっかりと差をつけて制作します。

皿銅が完成しました。次に2つのパーツを一体化させていきます。
③けんと皿銅を一体化させる
先ほど制作した2つのパーツを選択して結合で一体化させます。

接合部分をフィレットを形状を整えます。

けんと皿銅を一体化させたものが完成しました。最後に玉を制作していきます。
④玉をつくる
玉も同じくスケッチで片側だけ作成します。
糸を通す穴は今回はこの時点で入れています。もちろん後から空けても問題はありません。

回転を使って立体にしていきます。

玉が完成しました。
これで
⑤仕上げ
糸を通す穴を皿銅の中央に開けます。

これで通常の大きさのけん玉が完成しました。

最後に尺度でミニけん玉のデータ用に調整していきます。
今回は約三分の一の大きさにします。

次は完成したデータを3Dプリントしていきます。
⑥3Dプリント実行
完成したデータをSTLで書き出しDMM.makeにアップします。
今回はナイロンのナチュラル(磨き)で注文します。


【副業】DMM.makeで3Dデータを販売してみる!こんにちは!
うみっきむです。
自分でつくったものを販売してみたい!と誰もが一度は思ったことはあるはずです。
ですがこ...
3Dプリントしたものがこちらになります。

このままでは味気ないので塗装をして完成させます。
⑦仕上げ
使用する塗料は下記の2種になります。
タミヤカラー XF-7 フラットレッド
アクリルミニ XF-59 デザートイエロー

フラットレッドで塗装していきます。
玉を
けんと皿銅を一体化させたものをデザートイエローで塗装していきます。
次に
塗装が完成しました。

次に塗装面の保護と艶を出すためにトップコートを仕上げにスプレーします。

最後にタコ糸を取り付けます。長さは13cmほどです。

完成しました!

一般的なけん玉と比べると4倍くらいの差です。

まとめ
ミニチュアでかわいく仕上げれました!
ですが小さいので遊ぶにはたいへんかもしれません。
今回つくったものはこちらで3Dプリントできます!
最後まで閲覧ありがとうございました!